どうも!諸葛菜です!
最近、メジャーキャラが続いているなあ・・・。
今回はイケメン学者の夏侯玄先生だ!
夏侯玄
父:夏侯尚 叔父:夏侯覇とか 親戚:夏侯一族
夏侯玄ウィキリンク
。
ウィキを見ると夏侯玄さん、なかなか熱い漢ではないですかっ!
自分で称号をつけちゃうとか、曹爽と一緒に蜀を攻めて惨敗してましたけど、優れた人物を抜擢したり、政策についてもいろいろといい意見を言っていますね。
さて、演義での夏侯玄は?
演義での登場回は第109回。
カメラは魏の朝廷。
時の皇帝は曹芳。
司馬師が皇帝の御前にもかかわらず帯剣して出仕。
司馬師は警護の兵数千をつれて退庁。曹芳の回りにはたったの3名。
すなわち、太常卿夏侯玄、中書令李豊、光碌大夫張シュウである。(原文ママ)
強力な臣下に実権を握られている皇帝の側近リストに名前が・・・。
これ、すなわち死の宣告でありんす。
曹芳は司馬師にないがしろにされていることを3人に愚痴ります。
夏侯玄も、
「夏侯覇が蜀に下りましたのは、ひとえに司馬兄弟の兇刃のおよぶのを恐れたからにほかなりませぬ。(中略)臣は皇室に連なる者として、奸賊が国を乱すのを座視するに忍びませぬ。ともに詔をいただいて賊を討ちとう存じまする!!」
そして、血判状をしたためます。
ええ、小指をカリッて奴です。
あとは読者さんのお察しのとおりです。
以上!
え?まだ書くことがあるって?
はい、書きます。
曹芳、
「朕の太祖武帝(曹操)が董承を誅せられ(略)」
とネガティブ発言。
三人は曹芳を励まし、涙ながらに曹芳のもとを退出。
そこへ警護の兵を従えた司馬師とばったりご対面。
李豊、張シュウがおべっかを使って切り抜けようとしますがあえなく失敗。
司馬師
「三人ともまぶたが赤くなっておるではないか!まだしらをきる気か!?」
夏侯玄
「われらが泣いたのは、貴様が天子をなみし、簒奪を企んでおることをだっ!!!」
(原文)
激怒した司馬師が、夏侯玄をひっ捕らえよと下知すれば、夏侯玄は拳を固めて打ちかかっ(略)
夏侯玄イったーーーーっ!
・・・しかも素手で・・・(iДi)
夏侯一族は戦闘種族だっ!なめるなよぉぉぉ~~~!ヽ(`Д´)ノ
この重囲を突破できるのか?
たちまち屈強の者どもに取りおさえられる。(原文ママ)
夏侯玄ら三名は捕らえられ、腰斬の刑に処され、三族は皆殺しに。
三名は口をきわめて罵り続け、市についたときには、いずれも歯を叩き折られていたが、なお、良く聞き取れぬ言葉で罵りながら死んだ・・・。
壮絶。
夏侯玄、残念です。
夏侯覇が蜀へ亡命する際、声をかけられたようですが、断ったんですね。
あの時、一緒に亡命して蜀宮を盛り立ててくれれば・・・。
ウィキを見ると国を思う志士ですね。かっこよかったです。
三国志演義後半の文献はこちらから