どうも!
諸葛菜です!
五車星3名が倒れてもあきらめない漢がここにいたっ!
それが陶濬。
演義第120回。
孫キン、伍延、陸景が討死。
さらに、丞相の張悌、将軍の沈瑩も乱戦の末討死しました。
呉軍の大先鋒隊が崩壊し、チェックメイトまでのカウントダウンが行われています。
各拠点を守る将兵も、晋の旗をみただけで降参するという士気の無さ。
孫皓は不思議でならない。なにゆえ戦わないのか・・・と。
陶濬曰く、
「今日の禍いを招きましたは、すべて岑昏の罪にござります。なにとぞ誅戮されますよう(略)」
武将たちは岑昏を引きずり出し、粉微塵にした上、その生肉を喰らいました。
腹ごしらえ完了の陶濬は、
「臣の手にはただいま小さな兵船しかござりませぬが、もし二万の軍勢と大船をいただけますれば、必ず敵を破ってご覧に入れまする」
すぐに準備をして、出陣っ!
って、時ににわかに大風がおこり、ごの旗指物がすべて逆さになって船の中に突き刺さった。
これを見た将兵は一目散に逃亡。
そりゃあ、逃げるわ…。
抜粋
のこったのは張象と兵士数十人だけであった。
あれ?言い出しっぺの陶濬は?
羅貫中も彼の行方について触れるのも嫌になったのか、何も書かれていません。
大風に吹き飛ばされたか、トンズラしたかのどちらかでしょう。降参すらしなかったっぽいです。
この変わり身の速さ、要領の良さ・・・
さっき喰った岑昏のDNA作用か?
武将を探すときはここからどうぞ!
↓ ↓ ↓
三国志演義後半の文献はこちらから